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God Is Dead? / Black Sabbath (13 収録)
カテゴリ・タグ:Hard Rock / Heavy Metal
2013.06.17
ksmusic最新情報
元祖ヘヴィ・ロック、Black Sabbath(ブラック・サバス)が19枚目のアルバム『13』をリリース。サバスのスタジオアルバムとしては1995年の『Forbidden』から18年ぶり、Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)が参加する作品としては78年の『Never Say Die!』以来の35年ぶりの作品となります。メンバーは契約上の問題でドラムのBill Wardが不参加となり残念ながらオリジナルメンバーでのレコーディングにはなりませんでしたが、代わりにRage Against the MachineのBrad Wilkが参加。プロデュースはリック・ルービン。
"God Is Dead?"はアルバムからの1stシングル。日本で初開催された『Ozzfest Japan』でも披露されていた曲ですね。何と言ってもギーザー・バトラーのヘヴィなベースでやられます。抑えめの前半から後半トニー・アイオミのギターが炸裂するところもたまりません。オズフェスで聴いたときは他の名曲の間で地味な感じだったけど、単独で聴くとなかなかカッコイイです。いかにもサバス的な曲名ですが、こちらはドイツの哲学者ニーチェのニヒリズムを表したと言われる言葉「神は死んだ」(独:Gott ist tot, 英:God is dead)から引用されており、シングルのアートワークにもニーチェの肖像が使われています。
今作は元オアシスのリアム・ギャラガー率いるBeady Eyeの2nd『BE』(2位)と、同じくベテランのロッド・スチュワートの『Time』(3位)を押さえてUKアルバムチャートで1位を獲得。1970年の傑作『Paranoid』以来43年ぶりの1位獲得で、この記録はボブ・ディランの『New Morning』(70年)〜『Together Through Life』(09年)の39年を上回る記録となります(ま、どちらも尋常じゃない数字ですが・・・)。そして、全米チャートでも1位を獲得することが判明。結成から44年、初めてのアメリカを制覇となります。(2013年6月20日追記)
とまぁ、オジー復活後待望のスタジオアルバムということで、チャートアクションも最高のものになっていますが、内容の方もなかなかの充実っぷり。デビュー作の1曲目"Black Sabbath" を彷彿させる"End of the Beginning"(最終曲の"Dear Father"の終わりの雨音はモロですね)から始まり、凡百のメタルバンドとの格の違いを見せるサウンドを聴かせてくれます。とはいえ、これからサバスを聴こうという人はとりあえずベスト盤でもいいので、過去の作品をまずは聴くことをオススメしますが・・・
■Black Sabbath 『13』収録曲
1.End of the Beginning
2.God Is Dead?
3.Loner
4.Zeitgeist
5.Age of Reason
6.Live Forever
7.Damaged Soul
8.Dear Father
【サイト内関連記事】
・WAR PIGS / BLACK SABBATH (PARANOID 収録)
・Die Young / BLACK SABBATH (HEAVEN AND HELL 収録)
・Ozzfest Japan 2013@幕張メッセ国際展示場 (Black Sabbath、Tool、stone sour 他) 感想&セットリストまとめ
・Black Sabbathの『13 (Deluxe Version)』を試聴&ダウンロード→
"God Is Dead?"はアルバムからの1stシングル。日本で初開催された『Ozzfest Japan』でも披露されていた曲ですね。何と言ってもギーザー・バトラーのヘヴィなベースでやられます。抑えめの前半から後半トニー・アイオミのギターが炸裂するところもたまりません。オズフェスで聴いたときは他の名曲の間で地味な感じだったけど、単独で聴くとなかなかカッコイイです。いかにもサバス的な曲名ですが、こちらはドイツの哲学者ニーチェのニヒリズムを表したと言われる言葉「神は死んだ」(独:Gott ist tot, 英:God is dead)から引用されており、シングルのアートワークにもニーチェの肖像が使われています。
今作は元オアシスのリアム・ギャラガー率いるBeady Eyeの2nd『BE』(2位)と、同じくベテランのロッド・スチュワートの『Time』(3位)を押さえてUKアルバムチャートで1位を獲得。1970年の傑作『Paranoid』以来43年ぶりの1位獲得で、この記録はボブ・ディランの『New Morning』(70年)〜『Together Through Life』(09年)の39年を上回る記録となります(ま、どちらも尋常じゃない数字ですが・・・)。そして、全米チャートでも1位を獲得することが判明。結成から44年、初めてのアメリカを制覇となります。(2013年6月20日追記)
とまぁ、オジー復活後待望のスタジオアルバムということで、チャートアクションも最高のものになっていますが、内容の方もなかなかの充実っぷり。デビュー作の1曲目"Black Sabbath" を彷彿させる"End of the Beginning"(最終曲の"Dear Father"の終わりの雨音はモロですね)から始まり、凡百のメタルバンドとの格の違いを見せるサウンドを聴かせてくれます。とはいえ、これからサバスを聴こうという人はとりあえずベスト盤でもいいので、過去の作品をまずは聴くことをオススメしますが・・・
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