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  3. ナンバーガール@ナムラホール 感想&セットリスト #NumberGirl #ナンバガ

ナンバーガールNUMBER GIRL)のツアー「逆噴射バンド」の沖縄はナムラホール公演に行ってきました。

再結成NUMBERGIRLの沖縄ナムラホールの入り口

再結成ナンバガ。
チケットがなかなか取れずにたどり着いたは沖縄。
東京から興奮を抑えつつやって参りました。

ナムラホールといえば、個人的にはダンスクラブ松下時代から数えると、奥田民生、thee michelle gun elephant、斉藤和義と結構良いメンツのライブを見たことがある会場で、そこにナンバガが加わるのはひかえめにいって最高じゃないですか。

ナンバガ自体のライブは過去にフジロック2001で1回だけ見ただけで、再結成後は野音を外で音漏れを聞きにいきました。
NUMBER GIRL@日比谷野外音楽堂(音漏れ)セットリスト

開演15分くらい前に会場着。
入場前に物販があってTシャツ購入。
今ツアーのじゃなくて、昨年の再結成時のシンプルなバンドロゴの黒を。

そこからIDチェックがあってやっと中へ。
東京から遠征してそのままだったので大きな荷物をロッカー(100円。安い!!)に預け、いざフロアへ。

会場は結構広めで、チケットはもちろんソールドアウトなんだけどスペースには余裕があっていい感じ。
だけど、期待に満ちた熱気は充満してた。

再結成NUMBERGIRLの沖縄ナムラホール公演のフロアの中

そしてついに電気が落ち、TelevisionのMarquee Moonが鳴り響き、中尾憲太郎、田渕ひさ子、アヒト・イナザワ、向井秀徳の4人が登場。

それぞれの立ち位置につき、向井が一言。
「Naha City」
巻き起こる歓声の中、中尾のぶっといベースが響き1曲目”鉄風 鋭くなって”が始まる。

実はこの曲、私がナンバガを本気で好きになるきっかけの曲なんです。
もちろんそれ以前からナンバガは知ってて好きな曲も何曲かあったのにもかかわらず、どこかしっくりこない時期があったんだけど、当時スペースシャワーTVでその月の一押しPVに選ばれてて、そのビデオをみて一発でハマった。
すると、それ以前の曲もなぜかすんなりと入るようになったんだよね。

この曲が1曲目で、生で聴けるのは実に感慨深い。

曲が終わると会場中から
「向井さーん!」「向井ありがとー!」「ひさ子さーん」と時に絶叫に近い歓声が飛ぶ!

ここから途切れずに立て続けに4曲。
"ZEGEN vs UNDERCOVER"、"IGGY POP FAN CLUB"なんてライブの終盤に持ってきてもよさそうな曲も前半で。

それにしても向井&田渕のギターは、それこそテレビジョンのトム・ヴァーラインとリチャード・ロイドのように二つが絡み合うと何倍にもかっこよくなるというのがよくわかる。

演奏が止まると、再びフロアから声援が飛ぶ。
何やらプラカップに入ったドリンクを飲む向井に「泡盛飲んだー?」と飛ぶと、別のところから「もっと飲めよー」「私も飲んできたー」と沖縄ならではの声が飛ぶ。
客もいい感じに酔ってるよね(笑)

ここからは曲の間に、ボソ・・ボソと向井が次歌う曲の歌詞から一言二言。
「裸足、世紀末、夕暮れ」てな感じで"裸足の季節"。

曲に広がる風景を象徴するようなフレーズを選んでいるんだと思うけど、この次の"透明少女"と"YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING"も「夕暮れ」ってフレーズが入ってた。(その後も何回か出たかも)
そんなわけか、"YOUNG GIRL〜"の前には童謡「赤とんぼ」を向井がアカペラで歌う。
それがまた妙に上手くて沁みた。

熱気で曇るメガネを拭き(フロアも熱かったけど、ステージ上も熱かったろうな)、「念仏、仏壇、念仏」と言って"NUM-AMI-DABUTZ"へ。
ナンバガ後期のこの辺りからZAZEN BOYSに繋がっていく感じするね。

「破壊、帰り道、冷蔵庫、破壊」"DESTRUCTION BABY"、「漫画、カッパ、漫画」"MANGA SICK"、「通り魔、柳刃包丁、バリ怖」"SASU-YOU"とだ次何やるかわかる的確な前口上の元、繰り出される曲たち。

こうやってナンバガ不在の間も聴いていた(むしろ解散前よりも聴いてた)曲たちが次々の演奏されていくのが不思議な気持ちになってくる。

終盤。
4人が一気に爆音を鳴らし始まる"日常に生きる少女"、田渕ひさ子のギターソロが炸裂する"転校生"ときて、「那覇シティ。みなさんお集まりいただいてありがとうございました。福岡市博多区からやって参りましたNUMBER GIRLです。ドラムス、アヒト・イナザワ!」からの"omoide in my head"!
ひときわ大きくなる掛け声。
そして、合唱。
吹き荒れるギターの嵐。
感無量。

そして、" I don't know"の爆音と絶唱に包まれ本編終了。

アンコール。
「1月の那覇シティにくるのは初めて。つまり真冬なんですが、冷凍シティの方は明日雪降るそうですが、きたらこれ(この日の沖縄は25℃)頭おかしくなる。気をつけて」と向井。

「路面電車、チェリーブロッサムダンス」"桜のダンス"、"TRAMPOLINE GIRL"、"KU〜KI"と3曲。("TRAMPOLINE GIRL"は今ツアーで沖縄が初演ぽい)

そして最後も「夕暮れ」を連呼し、「夕暮れ、透明、透明少女」と本日2発目の"透明少女"をかまして終了。
いやぁ暑く、熱いライブだった。
他会場はどうだったか知らないけど、沖縄っぽい独特な雰囲気もあった。

ナンバガ、このツアーの後はeastern youthの極東最前線に出ること以外は発表されていないけどどうするんだろう。
暑い時期にどっかの野外で見たいなぁ。

ちなみに一緒にいた妻はどちらかというとザゼン世代なんだけど、ライブを見ててたまに「これザゼンじゃなかったっけ?」って思う瞬間があったとか。
どうせならNUMBERGIRLとZAZEN BOYSで対バン(KIMONOSやアコエレも入れてフェスとか)どうですか?
そうなったら、完全に「こんがらかってる In my brain」状態になりそうだけど(笑)

以下、セットリスト。

2020.01.25 NUMBER GIRL@ナムラホール Setlist
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01. 鉄風 鋭くなって
02. タッチ
03. ZEGEN vs UNDERCOVER
04. EIGHT BEATER
05. IGGY POP FAN CLUB
06. 裸足の季節
07. 透明少女
08. 赤とんぼ(夕焼け小焼け)
09. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
10. NUM-AMI-DABUTZ
11. Sentimental girl's violent joke
12. DESTRUCTION BABY
13. MANGA SICK
14. SASU-YOU
15. 喂?
16. U-REI
17. TATOOあり
18. 水色革命
19. 日常に生きる少女
20. 転校生
21. omoide in my head
22. I don't know
---encore---
23. 桜のダンス
24. TRAMPOLINE GIRL
25. KU〜KI
26. 透明少女


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NUMBER GIRL TOUR 2019-2020『逆噴射バンド』日程


・ 2019年12月14日(土)
 東京:チームスマイル・豊洲PIT
・ 2019年12月15日(日)
 東京:チームスマイル・豊洲PIT
・ 2020年1月3日(金)
 広島:HIROSHIMA CLUB QUATTRO
・ 2020年1月5日(日)
 福岡:Zepp Fukuoka
・ 2020年1月11日(土)
 新潟:NIIGATA LOTS
・ 2020年1月12日(日)
 金沢:EIGHT HALL
・ 2020年1月19日(日)
 札幌:Zepp Sapporo
・ 2020年1月25日(土)
 沖縄:ナムラホール
・ 2020年2月2日(日)
 高松:festhalle
・ 2020年2月10日(月)
 大阪:Zepp Osaka Bayside
・ 2020年2月11日(火・祝)
 名古屋:Zepp Nagoya
・ 2020年2月22日(土)
 仙台:チームスマイル・仙台PIT
【追加公演】
・ 2020年3月1日(日)
 東京:Zepp Tokyo
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2020年01月25日(土)

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